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壮絶な山の体験を共有

北海道に住んでいた10年?ほど前、

ソロ―単独登攀者・山野井泰史

と言う本を、知り合いの山屋でもありカヌーイストでもある人に借りて読んだ。その壮絶な内容に度肝を抜かれ一気に読んだ記憶がある。そんな体験を(できるものなら)してみたい、そう思ったけどそんな機会はつくらなかった。

どこでかは思い出せないが、ここ数年の間に「山野井泰史さん」の記事を何度か目にした。それが「ソロ」の主人公の山野井さんであることを遅ればせながら認識し、以来大好きに。

そして自著があると知り、

垂直の記憶―岩と雪の7章

を購入して読んだ。
それは生還の物語がメインの書だった。

「ソロ」を読んでその主人公が誰かを忘れ、期せずしてその主人公を知り、
あのとてつもなく危険な登山の物語の本の主人公が山野井さんだと知り、、、

その後遭遇した命の危機の物語を読む。
もったいないくらいの貴重な経験にふれることができた。

そしてまだ読んでいなかったノンフィクション小説、

凍 (新潮文庫)

を読んでさらにその体験を共有した気になる。

画像や映像が身近になったこの頃、ともするとその見えるものに囚われてしまうけど、いくらかの画像や映像、自らの体験を基礎として本を読むことで追体験できる。それが本のいいところだなぁと再認識。

おぼろげな記憶の中に消え去ってしまった「ソロ」。もう一度読もうと貸出中だった図書館に予約を入れた。

これも文庫化してくれればいいのにな。

投稿者 SantA2 : 2010年10月28日 15:46

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